- 2019.09.25
- 5歳児~9月の子どもたち~
長い夏休みが明け、久しぶりに幼稚園に登園してきた子どもたち。
楽しかった思い出、夏休みの間に頑張ったことやできるようになったことなどを教師に話したり、友達と話し合ったりして再会を喜んでいました。
1学期に楽しんだリレーやお店屋さんごっこや、夏の間に経験したことからバーベキューごっこやキャンプごっこなど、好きな友達と一緒に遊び出していました。
バーベキューの網を本物らしく乗せて、焼くのは栗!幼稚園の中で拾ってきては焼いて食べていました。
夏休みの経験も、こうやって2学期の遊びに生かされます。
また、夏休みに経験したことや楽しかったことを教師や友達に話したり、絵で表したりして、思いを伝えるうれしさや受け止めてもらう喜びを感じていました。
たくさんの楽しい思い出を思い返しながら、丁寧に表現していました。
気の合う友達と遊び始めた中で、ロケット作りを始めた子どもたち。
友達に「教えて」と言い、「こうやってやるんだよ」と作り方を教えて一緒に作っていました。
互いに教え合ったり、支えあったりして一緒に取り組む姿や、それを使って遊びを楽しむ姿がありました。
さて、2学期の大きな行事として、運動会があります。
年長組にとって幼稚園生活最後の運動会であり、子どもたちも“かっこいい運動会にしたい”“みんなに見てもらいたい”など、クラスで気持ちを合わせて頑張っています。
短い綱引きを出すと、早速引っ張ってみる子どもたち。
始めはとにかく一生懸命引っ張ることを楽しみ、友達が一人二人と増えてみんなで引っ張っていました。
自然と「よいしょ、よいしょ」と声を掛け合ったり、「こっちにも入って」と友達と力を合わせたりする姿も見られるようになりました。
かっこいい音楽と鳴子を見ると、思い思いに鳴らしてみたり、ポーズを決めたりして踊っていました。
曲の雰囲気に合わせて「こんなのはどう?」と振りを考えたり、「ヤー!」と声を出したして、みんなで動きや振りを考えていきました。
運動会に飾る国旗作りも自分たちで進めています。
国旗の本を見て、「マレーシアにしよ」と好きな国の国旗を書いたり、「モロッコってどこ?」と世界の国に興味を持ったりする姿もありました。
最近では、ラグビーワールドカップが開催されているので、国旗作りにつながる話題になっています。
その時期に合わせた話題で盛り上がれるのも、年長児ならではです。
そんな中、附属名古屋小学校の1年生に、運動会の踊りを見せてもらう機会がありました。
子どもたちもよく知っている音楽に合わせて、かっこよく元気に踊る姿をじっくり見てきました。
踊り方や声など、“さすが1年生”という姿で、子どもたちもとても良い刺激を受けていました。
踊り終わった後、1年生から感想を求められ、「かっこよかった」「すてきだった」と答えていました。
そして、「今度、幼稚園の運動会の踊りも見せてください」と言われたので、幼稚園にも来てもらうことになりました。
附属小学校と幼稚園では、日頃から行き来して交流を深めています。
最後に、2学期始まってすぐ、幼稚園で大事に育てていた、カモのリボンちゃんが旅立ってしまいました。
年長組の子どもたちは、4月から餌をあげたり、「リボンちゃん!」と声を掛けたりしてとてもかわいがっていました。
突然のお別れに驚いたり、悲しんだりする子どもたちが多かったですが、最後にお別れを伝えたり、手紙を書いたりして気持ちを伝えることができました。
リボンちゃん、今までありがとう!