- 2019.10.23
- 5歳児 ~10月の子どもたち~
暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になりました。
10月は、運動会や遠足などの行事をみんなで楽しみました。
運動会では、クラスの友達と力を合わせたり、気持ちを一つにしたりして、充実感や達成感を味わいました。
運動会後、年中組に「踊り教えて」と声を掛けられ「いいよ」と、運動会で踊った『ししのまい』の踊りをうれしそうに教えたり「こうやって踊るよ」と年中組に合わせて声を掛けたりしていました。
中には、自分の衣装や鳴子を貸してあげる子もいて、さすが!年長さんの優しい姿でした。
リレーでは、かっこよく走る姿を見せようと、手加減なしの全速力で走ったり「どうぞ」と優しくバトンを渡したりして、それぞれの方法で年中組にかかわっていました。
運動会を経験をして、心も体も大きくなったように感じました。
また『チャレンジでゴー!』の種目の中では、フープや鉄棒、縄跳びに挑戦しました。
「やってみたい」「これにも挑戦してみたい」と繰り返し取り組むうちに、新たな目標が見つかり、運動会後も継続して取り組んでいます。
鉄棒では、こうもりのポーズや逆上がり、走り前回りなど、自分で技を考えて挑戦する姿もありました。
新たに目標を決め、取り組む子もいます。
『くるくるスキップ』では、はじめは思うようにできませんでしたが、諦めずに何日も繰り返し取り組み、できるようになった子がいました。
その子の頑張りを知っていた周りの子も「やったね」「この間はできなかったのにすごい!」と一緒に喜んでいました。
友達に認められたり励まされたりすることで“頑張ろう”という力になり、互いに支え合いながら取り組んでいます。
仲間と協力する楽しさを味わった子どもたち。
最近は、友達と誘い合ってドッジボールやサッカーを楽しんでいます。
ルールも分かってきて、子ども同士で声を掛け合いゲームを進めるようになってきました。
しかし「今のはズルだよ」「こっちのチームのボールだよ」と、遊びの中で気付いたり困ったりすることも多く、その都度子どもと「どうするといいかな」と話し合って、ルールを考えながら楽しんでいるところです。
どんぐり転がしのコース作りや、砂場での水路作り、お店屋さんごっこなどでは、“本物らしく作りたい”“もっと長くしたい”と、友達と同じ目的に向かって遊びを楽しんでいます。
思うように分かり合えなくてぶつかることもありますが、その中で「いいね」「そうしてみよう」と互いの考えに耳を傾け、受け入れ合って遊ぶことの面白さも感じているようです。
先日、名古屋港水族館に遠足に出かけました。
小雨の降る中、地下鉄に乗って出発!駅から水族館までの道のりを、傘をさしながら一生懸命歩く姿に成長を感じました。
『タッチタンク』というヒトデやナマコなどに触れられるところでは、恐る恐る手の平に乗せてその感触を楽しんでいました。
マイワシのトルネードでは、大量のマイワシが一斉に動く姿に思わず息をのみました。
ハロウィン仕様の音楽とライトがとても素敵で「すごかったね」「きれい」と喜んでいました。