- 2020.06.30
- 3歳児の子ども
入園式後はコロナウイルスの影響で幼稚園が2か月休園になりました。
6月からは2週間の分散登園ののち、全員が揃って登園しました。マスクをしての生活ですが、先生や友達と一緒に遊ぶことがうれしくて、どの子も自分の好きなおもちゃで遊んだり、気になる場に行ったりして部屋や中庭で遊ぶことを楽しんでいます。
「もしもし、うんうん・・・」「もしもし、いまね・・・」と、ままごとのお家の中で自分なりの世界で電話をかけているつもりや先生とやりとりを楽しんでいます。
ガタン ガタン・・・自分の思うままに電車をつなげて動かすことも気に入っています。
気に入った乗り物を持ったりブロックをつなげたりしながら遊ぶ中で、「2階建てがいい」という子どもの言葉を教師が受け止め作ってみると、満足してその上に車を乗せてみたりブロックをつなげてみたりすることを楽しんでいました。
ちょうちょやダンゴムなどの形を用意すると、自分の好きなようにカラーシールを貼ることを喜んでいました。作っている眼差しは真剣そのものです。そして、自分のものができることがうれしくて「せんせい、これピンクのちょうちょさん」「みて。こんどはいろいろないろにしたんだよ」と、自分で作ったちょうちょやダンゴムシを見せてくれます。
自分のちょうちょができあがると、ひらひらさせながらいろいな場所に出掛けていきます。先生やお友達が砂のごちそうを作っていると、うれしそうにやって来ました。「おいしいですよ。ちょうちょさんもどうぞ」と教師が言うと、満面の笑みでちょうちょひらひらさせながら砂のごちそうを食べる真似を楽しんでいました。どの子も砂のごちそうをちょうちょにつかないように、それはじょうずに手を動かしていました。
先生と一緒に砂場でごちそうを作ったり車を走らせたり、砂で遊ぶことも大好きです。
ある日、雨がたくさん降りだしました。テントから勢いよく流れる雨をたらいやバケツで受け止めると、その音に耳を傾けていました。その後、雨が少し止むとテントから落ちる雨のしずくをカップで受け止めたりバケツに溜まった水をすくってトマトの苗に水をあげたりしていました。
幼稚園や大学の畑で掘れたじゃがいもを、年長さんが袋に入れておみやげにしてお部屋に持って来てくれました。
年長さんがじゃがいもの話をしてくれると、どの子も真剣に聞いていました。自分の分があることを知ると、とても喜んでいました。