- 2020.07.02
- 5歳児 ~6月の子どもたち~
長い自粛期間を経て、幼稚園が再開しました。
新しい保育室や担任の先生、久しぶりに会う友達と、幼稚園で楽しく過ごしました。
年中組の時に「年長さんになったら使えるね」と楽しみにしていた遊具を使って遊ぶ姿が見られました。
憧れだったドレスやはごろもを身に付けて踊ったり、クーゲルバーンやレゴブロックなどの遊具を使って遊んだりして、自分が年長組になったうれしさを実感しているようでした。
クーゲルバーンで作ったビー玉転がしでは、長い坂を作ろうといろいろな積み木の組み合わせ方を工夫していました。うまくいかないと「ここがさ…」と作り直し、繰り返し試していました。
長いコースができると「いくよ!」と友達と声を掛け合ってビー玉を転がし、最後までうまく転がると「やったあ」と声をあげて喜んでいました。
飼育当番にも進んで取り組んでいます。
年中組の時に「カモは歯がないから小さく切るんだよ」と教えてもらったことを思い出し「これくらい小さくなれば大丈夫かな」「もっと小さいほうがいいよ」と友達と見合いながら一つ一つ丁寧に野菜を切っていました。
自分たちが切った野菜をカモやウサギが食べてくれて大喜びでした!
季節は初夏。年中組の時に植えたタマネギやジャガイモがすっかり大きくなり、収穫をしました。
毎年大学の畑に収穫に行くじゃがいも掘り遠足が今年は中止となり、畑のじゃがいもはどうしようと心配していたところ、大学の職員の方が収穫してくださり、大学の元園長先生が持ってきてくれました。
大きなかごに入ったたくさんのじゃがいもを見た子どもたちは大喜び!
「これ大きいね」「二つつながっているよ!ふたごじゃがいもだ」「これは赤ちゃんみたいにちいさい。かわいいね」と形や大きさを比べたり「何個あるかな」「100個じゃない」「いや500個じゃない?」「数えよう」と数えたりしました。
その数、二クラス合わせて1000個以上!子どもたちはじゃがいもの数やいろいろな大きさや形に驚き、喜んでいました。
今年度はそれぞれの家庭に持ち帰り、食べてもらうことにしました。
「肉じゃがにして食べたよ」「おうちでカレー作ったんだ」とご家庭でおいしく食べた話を子どもたちから聞きました。
梅雨の晴れ間には、園庭で思い切り体を動かして遊ぶことを楽しんでいます。
うんていやフープ、大縄跳びでは、友達の楽しんでいる姿を見て「わたしもやりたい」と刺激を受けて繰り返し取り組んでいます。
「さっきよりできた!」と少しずつできるようになっていく自分を感じて喜び、何度も何度も楽しんでいました。
『靴取り鬼』という鬼ごっこは、前の年長組と一緒に楽しんでいた鬼ごっこです。
鬼に捕まると靴が取られてしまい、仲間が取り返してくれるのを待ちます。
はじめは、靴を取られると怒ったり遊びから抜けたりする子もいましたが、繰り返すうちに仲間が取り返してくれることが分かり「今なら取れる」「がんばれ!」と仲間と声を掛け合う姿が見られるようになってきました。
夏が近づき、暑い日が増えてきました。
暑い日はマスクを取り、小まめな休憩や水分補給をとって熱中症に気を付けながら、体を動かして遊ぶことを楽しんでいきたいと思います。