- 2021.03.18
- 5歳児~2,3月の子どもたち~
次第に暖かい日が増え、春の訪れを少しずつ感じるようになりました。 2月の後半になると、小学校の話題も増え、いよいよ1年生になるんだという気持ちが大きくなったように感じます。
これまで繰り返し楽しんできたこま回し。どの子も上手になり、ただ回すだけでは物足りなくなってきました。
小さいフラフープを的にしたり机の上で回したりして友達と楽しみました。
できるようになると、さらに小さい的を探して楽しんでいました。
2月末に、紙飛行機大会をしました。
以前から紙飛行機を作って楽しんできましたが、大会に向けてよく飛ぶ紙飛行機を考えるようになりました。
作り方を知っている友達に「教えて」と頼んだり「こうだよ」と自分の知っていることを教えたりして、友達と教え合って作ることを楽しみました。
紙飛行機大会では、勝ち負けだけでなく、よく飛ぶ飛行機を持っている子に「どうやって作ったの?」「教えて」と声を掛けたり、よく飛ぶ飛ばし方を聞いたりして、繰り返し楽しんでいました。
2月も後半になると、もうすぐ1年生になることを感じはじめ、小学校のことで気になることがたくさん出てきました。
「どうしてチャイムはなるの?」「先生は何人くらいいるの?」「どんな勉強をするの?」「給食はおいしいの?」などなど。
そんなたくさんの質問を、隣接する附属小学校の1年生に手紙で聞いてみました。
すると、1年生から動画の返事と共に「がっこうすごろく」が届きました。
「がっこうすごろく」には、校長室や音楽室など小学校にある教室が出てきたり、国語や算数など授業に関することが書いてあるマスがあったりと、どのマスに止まっても楽しいことだらけ。
子どもたちは一つ一つ真剣に読み、すごろくを楽しんでいました。
3月。
「がっこうすごろく」で学校のことを知った子どもたち。
実際に小学校に探検に行ってきました!
幼稚園にはない階段を上って、1年生の教室がある2階へ。
授業の様子を廊下から見せてもらいました。
自分の机で授業を受ける1年生の様子に、思わず小声になりながら「すごいね」と話したり、目に見えるもの一つ一つに「あれはなんだろう」「こんなのあるんだね」と興味を示したりしていました。
他にも、図書室や給食室を見たり、特別に屋上に行ったりしました。
小学校の大冒険を経て、より小学校に行くことが楽しみになった様子でした。
スチレン版画で自分の顔を描きました。
普段とは違う絵の描き方に、子どもたちは驚き、そして楽しみながらスチレン版画を作っていました。
浮かび上がった自分の顔に「すごい!」「ちゃんとできた」と大感動!
友達が作る様子も横でじっと見て、一緒に完成を喜んでいました。
年少・年中組がお別れ会を開いてくれました。
年中組の子どもたちが中心となって、遊戯室や廊下の飾りつけ、招待状やプレゼントの準備、さらには歌の動画まで用意をして、年長組に「いままでありがとう」の気持ちを伝えてくれました。
年長組の子どもたちは、一つ一つのメッセージに「すごいね」「うれしい!」とうれしい気持ちを感じると共に「なんだか寂しくなっちゃったな」「もう小さい組さんと会えるのもちょっとなんだね」と、幼稚園や友達とお別れする寂しさを感じたようでした。
お礼に「ありがとう心をこめて」を歌った動画を見てもらったり「いままでありがとう。幼稚園をよろしくね」とメッセージを伝えたりしました。
みんなに見送られ「がんばるぞ!」という気持ちが一層強くなったように思います。
もうすぐ1年生。
楽しいことやうれしいこと、時には悲しいことや悔しいこともあった1年でした。
たくさん遊んでみんなで大きくなりましたね。
小学校ではどんなことが待っているかな?
みんなのことをずっとずっと応援しています!