- 2021.10.29
- 5歳児~10月の子どもたち~
10月の半ば、運動会がありました。
子どもたちは幼稚園最後の運動会に向けて、意欲的に取り組み、当日を楽しみにしていました。
隣接する附属名古屋小学校の運動場を借りて運動会を行いました。
一人一人自分なりの思いで描いたTシャツを身に付け、キラキラの棒を持って踊った『ハルカ』では、気持ちを合わせて踊る心地よさを感じることができました。
クラス対抗リレーでは、力一杯走る姿に、保護者の皆様からもたくさんの応援をいただきました。子どもたちは声援を受けて、自分の力を出し切って走りました。当日までの過程も含め、様々な気持ちを味わい、勝ち負けだけではない経験をすることができたと思います。
運動会での年長組の踊りを見た年中組の子どもたちが、一緒に踊りたい気持ちを伝えに来ました。
年長組は自分たちの手具を貸してあげたり、踊りを教えてあげたりして、一緒に踊りました。
年長組に憧れる気持ちをもちながら踊る年中さんと、頼りにされて誇らしい気持ちになっている年長さんでした。
子どもたちは、運動会を通して体の動きがさらに良くなり、戸外で友達と体を動かして遊ぶことが増えてきました。
友達に掛け声を掛けて一緒に長縄をしたり、
みんなでドッジボールをしたり、
基地を作って、鬼ごっこをしたりして、友達と一緒に体を動かす心地よさと楽しさを感じています。
暖かい日が続いていますが、身近に秋を感じられるようにもなってきました。園内や家の近くで拾ってきたどんぐりを使って遊ぶ姿が見られます。
友達と一緒にドングリを転がすコースを考え、うまく転がるように作っていました。ドングリがコロコロと転がっている様子を見ながら、最後まで転がるようにするにはどうしたらよいか、試行錯誤を繰り返していました。
室内では、気の合う友達との遊びが始まっています。
イメージに合うお気に入りの服を作ったり、
ケーキやごちそうを作ったりしています。本物らしく作ったり、いろいろな材料の中からちょうどよいものを探したりして自分なりのイメージを形にしていました。
最近では、『光る泥団子』の絵本をきっかけに、泥団子作りが始まりました。
なかなか絵本のような光る泥団子はできませんが、少しずつきれいな玉になったり、繰り返し砂をかけたりしながら、根気よく取り組む中で、姿が変わっていく泥団子にうれしさを感じています。
10月末、千種区にある東山動物園に遠足に行きました。
天気も良く、動物たちの元気に動く様子に、喜んだりじっくり観察したりしながら楽しむことができました。