- 2023.03.07
- 4歳児~2・3月の子どもたち
日差しが少しずつ暖かくなり、春の訪れを感じるようになりました。
2月3日は節分の日。
折り紙で折った升に豆を入れ「鬼は外―!福は内ー!」と、自分の心の中にいる泣き虫鬼や怒りんぼ鬼を追い払おうと、元気いっぱい豆まきをしました。
2月上旬に生活発表会を行いました。
「おうちの人に見てもらえてうれしかったね」「ドキドキしたよ」と当日を思い出しながら、友達や先生と話しました。友達と声をそろえて歌をうたったり、劇遊びしたりしてうれしかった気持ちを絵に描きました。
発表会の後には、他のクラスと交流しながら劇中の踊りを教えてもらったり、大道具を借りたりして余韻を楽しみました。
年長組のまねをしてお気に入りのリボンを作り、憧れのお姉さんとうれしそうに踊ったり、
となりのトトロのねこバスを借りて「しゅっぱーつ!」とかけ声をかけて、いろいろな場所へ出掛け遊びました。
3月3日はひなまつり。
自分たちのお内裏様とお雛様を作りました。
着物は折り紙を小さくちぎり、紙コップの体に一つ一つ根気よくに貼っていきました。
「お化粧してるから、ほっぺはピンクにしたの」「可愛いお雛様ができた」と話しながら作る子どもたちでした。
年長組から年中組へ飼育当番の引き継ぎをしました。
「ウサギの餌を包丁で切るんだよ」「左手はネコの手にしてね」
「ふわちゃんはおじいちゃんだから小さく切ってあげるんだよ」と年長さんが
プラスチック製包丁の扱い方を優しく教えてくれました。
自分たちが切った野菜を食べるふわちゃんを見て、うれしそうな子どもたちでした。
優しくいろいろなことを教えてくれた年長さんの修了が近づき、友達とたくさん話をしながら
“年長さんにしてあげたいこと”を考えました。
年長さんとさようならする日にきれいなお花の道を作ってあげようと、パンジーを植えました。
さようならの日まで枯れないように大切に水やりをしていました。
大好きな大きい組さんが喜んでくれるように、ありがとうの気持ちを込めてお別れ会の準備をしました。
「遊戯室を飾り付けしてパーティーみたいにしよう」と輪つなぎや花紙で色鮮やかな花を用意しました。
「遊戯室は広いからたくさん必要だね」と友達を誘って長い輪つなぎを作り満足気な子どもたちでした。
プレゼントは紋切りの折り紙を貼った時間割表です。
紋切りは折り紙を何回か折って切り込みを入れ、広げるときれいな模様ができあがります。
何度切っても新しい形が出来るのが面白く「年長さん喜んでくれるかな?」と言いながら、ラッピングしました。
お別れ会の数日前は、少し緊張しながら、年長組に招待状を渡しに行きました。
年長さんのうれしそうな顔を見て、さらに期待が高まった子どもたちでした。
お別れ会当日の日。遊戯室の準備ができると年長さんを呼びに行き、いよいよお別れ会の始まりです。
友達と声を合わせてはじめの言葉を言ったり、ありがとうの思いを込めた手紙を読んだり、一人一人作ったプレゼントを渡したりしました。
自分の係をやりきった誇らしげな表情に成長を感じました。
子どもたちのありがとうの気持ちが伝わり、年長さんがとても喜んでくれました。
お礼に年長組から歌をプレゼントしてもらい、うれしさを感じていました。
お別れ会の後は、年長さんの保育室でビー玉転がしで遊ばせてもらったり、年長さんと一緒に
すのこの板で道を作ったりして遊びました。
修了までの間、年長組の遊具に挑戦する姿を応援してもらったり遊びに誘ってもらったりしながら、
さらに憧れと大好きな気持ちをふくらませた子どもたち。
「今度はみんなの番だね!」と格好良い年長組になることを楽しみにしています。