- 2023.02.08
- 5歳児~1月の子どもたち~
冬休みが終わり、また幼稚園での生活が戻ってきました。
子どもたちは冬休みの楽しい思い出を教師に話したり、久しぶりの再会を喜んだりしていました。
少し寒い日が続いたときは、保育室の中で友達とすごろくや編み物などで遊びました。
羽子板を使ってのお正月遊びも楽しんでいました。
先生がいなくても、自分たちでルールを確認したり、勝ち負けも楽しみながら進めたりすることができるようになり、遊びがより楽しくなってきました。
隣接する附属小学校の校庭をお借りして凧揚げにも行きました。
数人の友達でどんな絵にするか考え、一つの凧を作りました。
出来上がったら・・・
広い校庭で思い切り走って揚げました。
友達と声を掛け合い「行くよ」「いいよ」と言って、タイミングを計って走り出すと、風に乗って凧が揚がりました。凧の紐を持って走っている子が、仲間の友達に「ちゃんと揚がってるよ」と言われて振り向くと凧が下がってしまいます。どうしても見たくてじれったい思いをしながらも走り続ける姿がありました。
2月の生活発表会に向けて、クラスごとに相談する機会が増えてきました。
まずはどんなお話の劇にしたいか、絵本や知っている話から探し、役や場面を話し合いました。
自分がしたいものが決まると、さっそく動きながら、どんなセリフを言うのか、どうやって動くのか、教師や友達と相談しながら進めていきます。
子どもたちは自分のイメージやその場で思いついたことをどんどん言葉にしながら、劇の世界を一緒に作り上げていきます。
話が進み始めると、劇の中で使いたい道具やあると分かりやすいものなどが出てきて、劇のチームみんなで一つずつ準備していきます。
道具の準備の中でも「ここ、私塗るね」「こっちも手伝って」など互いに声を掛け合いながら、自分たちの劇に必要なものを丁寧に作っている姿がありました。
劇では、自分たちでしたいことなども考えます。
一輪車のショーやリボンのショーなど、お家の人に見てもらいたいことを決めた子たちは、繰り返し取り組んでいました。
一人ではなく、友達やクラスのみんなと気持ちを合わせてやり遂げる中で、達成感や充実感を味わうことができるでしょう。
生活発表会当日は友達同士支え合いながら、今までの成果を十分発揮してもらいたいと思っています。