少し心地よい風が吹く１０月には、運動会、遠足など楽しい行事がたくさんありました。

幼稚園最後の運動会では、友達と力を合わせて取り組みました。

運動会後には、年中組さんが「一緒にリレー走りたい」と声を掛けてくれたので、

トラックの走り方、バトンの渡し方などを教えてあげながら一緒にリレーを楽しみました。

また、年少組さんが踊っている様子を見ると「教えてあげようか」「一緒に踊ろう！」と言って、

自分たちの鳴子を持ってきて張り切って踊っていました。

運動会をきっかけに、戸外で友達と一緒に体を動かすことをさらに楽しむようになりました。

鉄棒、登り棒、うんてい、縄跳びなどいろいろな遊具に挑戦し、

友達と競争したり「こうやってやるといいよ」「ちょっと見ててね」と教え合ったりして遊んでいました。

ボールを投げる、キャッチする、避けるという動きも楽しんでいけるように、ドッジボールを取り入れました。

初めてやってみる友達もいる中で、「ボールが当たったら、外に出るのね」「線の外には出ちゃダメってこと」と少しずつルールを確かめながら遊び始めました。

遊びを進めていく中で困ったことが出てくると、その度に友達を集めて「首より上はセーフってこと」「地面についてから当たったらセーフ」など新たなルールを考えて、自分たちで考えたルールの中で友達と体を動かして遊ぶことを楽しんでいます。

また保育室やテラス、遊戯室など様々な場所では、気の合う友達と遊びに必要なものや場を作ることを楽しんでいます。

どんぐりやビーズを使ってケーキやクッキーを作ったり、

注文されたお寿司を運ぶための車の仕組みを考えたりしていました。

また、遊びがさらに楽しくなるためにはどうすると良いか友達と話し合って、

海賊になって友達と探検に出かけられるよう、舵や宝箱を作ったり、

映画を上映できるようにお話を考えて動かしたりしていました。

１０月半ばには、東山動物園へ遠足に出かけました。

遠足に出かける前には園内マップを見てどの動物を見るかみんなで決めました。

当日は、地下鉄に乗ってクラスのみんなでいろいろな動物を見て回り、

「腕が長いね」「レッサーパンダ、近くまで来てくれた！フワフワで気持ちよさそう」と動物の姿をじっくり見て、

感じたことを友達とうれしそうに話していました。