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2019.03.01
3歳児~2月の子どもたち~

節分の話をすると鬼のお面を楽しんで作り始めた子どもたち。自分のお面ができると、「つよいおにになるぞ!」「からだをきたえよう!」と、友達と一緒に何をするのか話しながら、元気いっぱい体操したり走ったり、踊ったりすることを楽しんでいました。

年長さんの生活発表会の劇を見せてもらい、子どもたちは様々な場面が印象に残ったようです。

白組さんの劇に出てきた「たこ」は、特に気に入ったようで、保育室に戻ると身近な材料を使って再現して遊びました。

年長さんが何人かでたこのかいぶつをしていたのを覚えていて「ひとりじゃできない!てつだって!」

「うん!いいよ」、「たべちゃうぞー」とたこのやりとりを楽しみました。

黄組さんの劇に出てきた「忍者」を見て、広告棒を十字につなげ、手裏剣に見立てると、忍者になりきって動き始めました。より忍者になって動くことを楽しめるようにと、教師がケンステップの輪っかを並べると、飛び石のようにねらってジャンプすることを繰り返し楽しんでいました。

年長さんが劇の最後に踊っていた『パプリカ』が気に入った子どもたちは、早速自分たちでも踊りたくなりました。次の日、教師がカセットを用意すると、大きい組さんのように振付で踊る子、劇中で見たリボンダンスをまねしてみる子、楽器を鳴らす子と、それぞれの気に入った表現を楽しんでいました。

 

いろいろな場を自分たちでつくって遊ぶことが楽しくなってきました。

運転席やお客さんの乗る席を「どうしようね?」と相談しながら、電車をつくりました。「まもなくー とうきょうゆき でんしゃが はしります」「のせてください」と今日もお客さんがたくさんやってきます。

自分の分と、一緒に遊んでいる友達の分のソファを作り、うれしそうに座っていました。しばらくすると、「あ、つくえがいるわ!」と言い、机を作ると、おいしいご飯もつくり始めました。イメージを膨らませて遊ぶことがどんどん楽しくなっています。

1月期には主に先生とのやりとりを楽しんでいた病院ごっこも、友達同士でやりとりすることが楽しくなってきました。

この日は「きょうりゅうとたこに たべられたひとのびょういんです」と病院がオープンしました。「このおくすりは にがくないですよ」と優しい言葉をかけてもらいお医者さんの言うことをよく聞いて治療してもらっています。

功技台からのジャンプが楽しくなって自分なりのポーズを決めると、友達が写真を撮ってくれています。

「カメラもってきたよ。しゃしんとるね」

友達との触れ合いの心地よさをしっかり味わっている子どもたちです。

好きな遊びの中で友達と一緒に絵をかくと、自分たちでお面にしていました。それぞれ自分のお面をつけると、テラスにごちそうや椅子を運びお店屋さんを開きました。

「おみせやさんです。きてください」の呼び込みの声に、お客さんが来てくれました。

「なにがいいですか?」

「パンください」とやりとりすることが楽しいようでした。

「ゴルフやりたいんだけど」と広告棒を持ってゴルフのまねをしていたので、教師は「なかなかいいね」と声をかけゴルフのイメージがもてるように厚紙をゴルフクラブのヘッドのような形に切ってみました。すると、子どもたちはうれしくなって広告棒にセロハンテープで張り付け自分のゴルフクラブを作っていました。ゴルフのコースも「こんなふうにしたい」というイメージがあり、自分の思いを教師に伝える姿がありました。そこで、教師や友達と一緒に紙や広告棒、空き箱などを貼り合わせてコースを作るとどの子も大満足!

「ホールインワン」が出ると、うれしさを全身で表わしていました。

 

年長組さんの生活発表会の劇で、板の上でこま回しをしている姿を見て部屋に戻ると、自分たちもままごとのトレイを持って来て、その上でこま回しを始めました。

年長組の刺激を受けて友達と一緒に楽しんでいました。

生活発表会後、年長さんが「のらねこぐんだんのげき いっしょにやりたいひとはきてください」と呼びに来てくれました。遊戯室で、のらねこ達の船に乗せてもらい、お話の世界を楽しみました。年長さんも、3歳児の動きに合わせて船を動かしてくれました。お客さんになって見ていたことが、自分たちも同じようにさせてもらえ大満足の子どもたちでした。

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