- 2019.07.10
- 5歳 ~7月の子どもたち~
昨年より雨の日が多い7月でした。
お日さまがなかなか顔を見せてくれませんでしたが、少しずつ気温も上がり水遊びを楽しみました。
幼稚園では、大きい組み立て式のプールとパタパタプールと呼ばれる折り畳み式のプールで遊んでいます。
パタパタプールは水も浅く、子どもたちは安心していろいろな水遊びを楽しんでいました。
「せーのっ!」と友達とタイミングを合わせて水に顔をつけていました。
「10秒いったね!」と濡れた顔を見合わせて喜んでは「もう一回」と何度も楽しんでいました。
ぷかぷかと水に浮かぶことを楽しんでいる子もいました。
力を抜いて浮かぶことが難しく、友達の気持ち良さそうな様子を見てまねをしながら浮かぶ感覚を全身で楽しみました。
水鉄砲を使って、ペットボトルで作った的当てをしました。
はじめは的を近い位置に置いていましたが、次第に「難しくしよう」と的を置く机を遠ざけました。
しっかりと狙いを定め、何度も的が倒れるまで挑戦していました。
隣の小学校のプールを借りて、広いプールで遊ぶことを楽しみました。
小学校には浅いプールがあり、幼稚園の子どもも足をつけて遊ぶことができます。
広いプールに、子どもたちは解放的な気持ちになり、ワニさん歩きやラッコ泳ぎで進んだり、水に顔を付けてバタ足をしたり、中には見よう見まねで背泳ぎをしようとしたりする子もいました。
幼稚園より少し冷たい水温なので「少し寒くなってきた」という子もいました。
そこで「じゃあ一緒にひなたぼっこしよう」と誘って、プールサイドで『こうらぼし』(日光浴)をしました。
「あったかい」と一緒に温まっていると「何してるの」「一緒にやりたい」とどんどん子どもたちが集まり、いつの間にか『こうらぼし』することも楽しい遊びの一つになりました。
しばらく温まると「よし、プール行ってくる」と水の中に戻っていき、そのうちに「ひなたぼっこしよう」とプールサイドに上がってきて『こうらぼし』を楽しんでいました。
年長組は、作った笹飾りを自分で笹に飾り付けました。
上手くいかない子がいると「手伝うよ」「こうだよ」と友達と一緒に取り組んでいました。
遊戯室に飾った笹飾りの下、七夕会がありました。
年長組はそこでお楽しみを披露しました。
どちらのクラスも「何をしようか」「これならみんな楽しめるかな」「こうすると良いと思う!」と考えを出し合って、出し物を考えました。
黄組は『カスタカチカチ』の曲に合わせて、カスタネットを演奏しました。
白組は『はたけのポルカ』の曲に、自分たちで振り付けをつけ、歌って踊りました。
ドキドキしたけど、見てもらって大きな満足感を味わいました。
保育室に戻った後、年長組は担任が子どもの目の前ですいかを切り、みんなで一緒に食べました。
すいかの断面を見て「わあ」と驚いたり、すいかの甘さに顔をほころばせたりしながら、おいしく食べました。
楽しい七夕の思い出になったと思います。