- 2021.12.22
- 4歳児~11月・12月の子どもたち~
大型バスに乗ってさつまいも堀り遠足に行きました。年中組になって初めての遠足です。
さつまいもの畑は、愛知教育大学にあります。幼稚園から離れた場所にあるため、子どもたちに代わって今まで大切にお芋を育ててくださった大学職員の方々にお礼を言ってから、さつまいものつるや葉、掘り方について話を聞きました。いよいよ芋ほりの始まりです。なかなか顔を出してくれないさつまいもに苦戦しながらも、大学生のお兄さんお姉さんに手伝ってもらいながら必死に掘っていました。
「先生見て!こんな大きいの掘れたよ。」「私は赤ちゃんが出てきたよ」と掘れたさつまいもを見せてくれました。
後日、幼稚園のプランターで育てていたさつまいももみんなで掘り起こし、つながっている様子を喜んだり、さつまいものツルを使って電車ごっこをしたりして楽しみました。
さつまいも堀りのあとは、楽しかった経験をクレパスや絵の具を使って絵にしました。「おひげが生えてたよね」「ツルはこんなふうだったっけ?」「おいもの綱引きで転んじゃったよね」などと友達との会話を弾ませながら、いもや葉、土をのびのびと表現しました。
また、パスで描いた絵に絵の具で色もつけました。1学期に親しんだはじき絵を思い出しながら、絵の具をつけすぎないように調整したり色が混ざらないように慎重に塗ったりする姿も見られました。
少し冷たい風が吹き始めましたが、子どもたちは変わらず元気いっぱいに体を動かして遊んでいます。
太鼓橋や木製の板、ジャンピングマット、運動棒、ビールケースなど様々な遊具を組み合わせてサーキットコースを作っています。
はじめは教師が作ったコースに繰り返し挑戦していた子どもたち。”こんなふうにしたらもっと楽しそう”と思いつき、自分たちでコースを組み替えるようになりました。それぞれの遊具の特徴に気付き、「ここがグラグラするよ」「わたしが直すから降りて待ってて」など声を掛け合いながらコースを工夫して作る様子も見られるようになってきました。子どもたちの気付きを大切にしながら、”どうしたらいいんだろう”と考えたり試したりする姿を支えていきたいと思います。
附属学校との交流の機会があり、小学校や中学校に出かけました。
附属中学校との交流では、中学生が幼稚園の子どもたちのためにいろいろなゲームを考えてくれました。お兄さんお姉さんにやり方を教えてもらって様々なゲームを楽しみました。
附属小学校の体育館では、幼稚園では味わえないような大きなマットの上を思い切りジャンプしたり、転がったりしながら思う存分体を動かしました。
大学からはトニー・ライアン先生と学生が来てくださり、”英語で遊ぼう”を行いました。
英語で自分の名前を教えたり、絵本を見ながら色や動物の名前を言ったり、最後には体を動かしながら歌も歌いました。はじめはドキドキしていた子も、楽しい雰囲気の中で次第に表情もほぐれ、うれしそうに動いたり話したりしていました。
今年も幼稚園にミニSLがやってきました。
登園すると、園庭に敷かれたレールに気付いて「あれに乗れるの!?」と大興奮。素早く支度を済ませ、車掌の”駒田さん”に「これはなに?」と石炭について聞いたり、煙や匂い一つ一つに驚き喜んだりしていました。乗車前には年長組さんが作ってくれた手作りの切符を一人一人切ってもらい、子どもたちの気持ちがさらに高まっていきました。いざ乗ると少し緊張気味の子もいましたが、うれしそうに手を振っていました。
クリスマス会に向け、自分のツリーを作りました。サンタとトナカイを折り紙で折り、星ははさみで丁寧に切りました。仕上げにキラキラの飾りをのりで貼って完成です。
クリスマス会当日、朝から「サンタさん来てくれるかな」と心を躍らせていましたが、実際にサンタに会うと子どもたちは驚き、緊張している様子でした。サンタさんから直接手渡しでプレゼントをもらうと、にこにこで袋を見つめていました。
一人一人、自分の花が分かるように立札を作り、チューリップの球根を植えました。
来年の3月、みんなが年長組になる頃に進級を祝う素敵なチューリップが咲きますように。