- 2024.02.08
- 4歳児~子どもたちの姿~
クリスマスやお正月などいろいろな行事のあった冬休みが終わり、幼稚園に元気な声が戻ってきました。
「おじいちゃんとおばあちゃんのおうちに行ったよ」「コマが回せるようになったよ」と冬休みの楽しい思い出を話してくれました。
幼稚園で親しんでいるのは、クリスマスにサンタさんにもらった『糸引きゴマ』と呼ばれるものです。
初めはなかなかうまく回らなかった子も、先生や友達に教えてもらって繰り返すうちに、
糸の巻き方や勢い良く糸を引くコツをつかんで楽しむようになりました。
お盆や空き箱などをコマスタジアムにして、誰が長く回せるかと「よーい、スタート」と合図をして、友達と一緒に回すことを楽しみました。
他にもいろいろな正月遊びを楽しみました。
「あった!」「今取ろうと思ったのに…」と取り札を一生懸命見て探して、一喜一憂しながらカルタをしたり、
寒い日にはこたつに入ってぬくぬくしながら
ポストに届いた年賀状を読んでは、みんなでお鍋を囲んでまったり過ごしたり、
「餅つき大会はじまります」「一番元気な声の人が優勝ですよ!」と友達と息を合わせて元気いっぱい餅つきをしたりして、お正月ならではの楽しみを遊びに取り入れていました。
気温がぐっと下がった日には雪や氷遊びもしました。
雪がはらはらと降る中、ベンチや机などいろいろな場所に積もった雪を集めて雪だるまを作ったり、雪合戦をして友達と元気いっぱい駆け回ったりしました。
”明日は雪が降るらしい”と聞いて、前日からカップに水や花びらなどを入れて氷になるかの実験をしました。
次の日登園するとすぐ見に行き、「シャリシャリですぐ溶けちゃった」と表面を指でつついて感触を楽しんだり「シャーベットみたいでおいしそうだね」とジュース屋さんをしたりして楽しみました。
クラスのみんなで好きな動物になりきったり、お気に入りの絵本のお話ごっこをしたりして楽しんできました。
「この間動物園で見たゴリラはこんな歩き方してたよ」「カメさんは喋らないけど恥ずかしがり屋で顔をしまっちゃうよね」と細かいところにこだわったり、なりきって声を出したりして自分なりの表現をする楽しさを味わいました。日々違う役をする子や気に入った役を繰り返し楽しむ子など様々でした。
2月初めに生活発表会があり、普段楽しんでいる遊びの中でのやりとりや好きな表現を取り入れた劇ごっこをしました。
その中で自分のできるようになりたいこと、お客さんに見せたい技などをコツコツと繰り返し取り組むようになりました。
友達と見合って一緒にやることを楽しんだり、自分ができるようになったコツを友達に教えてあげようと「教えてあげようか」と声を掛けたりする姿も見られます。
役が決まると、自分なりのイメージを膨らませてお面を作ったり、
「隠れるための草がいるんじゃない?」と劇ごっこで必要なものについて話したりしながら道具を作ったりしました。
クラスの友達と声を合わせてセリフを言ったり、一緒に動いたりする楽しさを感じるとともに
お客さんに見てもらうドキドキや大きな拍手をもらううれしさなどを味わったように思います。
年中児なりに満足感や達成感を味わったこと、クラスの友達と一緒に取り組む楽しさや喜びを感じたことがこれからの子どもの育ちにつながっていくことを願っています。