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2024.07.10
5歳児~6,7月の子どもたち~

 

6月はたくさんの行事があり、暑い日や雨の日が多い中でも子どもたちは張り切って過ごしていました。

 

愛知教育大学へじゃがいもを掘りに出かけました。

たくさんの学生さんが手伝いに来てくださり、子どもたちに優しく声をかけ一緒にじゃがいもを掘ってくれました。

両手を使って思い切り土を掘り、じゃがいもが少し見えるとうれしそうな顔になった子どもたち。

じゃがいもが取れると高く掲げて喜んでいました。

   

園内で育てていたたまねぎも収穫できたので、子どもたちと相談してカレーライスを作ることにしました。

足りない材料を幼稚園のそばのスーパーマーケットに買い物に行きました。

カレーライスを作る当日、おうちの方にお手伝いをしていただきながら、包丁で野菜を切ったり鍋でカレールーを混ぜたりしました。

カレールーを入れて混ぜている間に少しずつにおいが変わってきて「おいしそうなにおいがする」と話したり、

「湯気がいっぱいでてるよ!」と見て気づいたことについて話したりしていました。

スペシャルゲストとして、学長が幼稚園に来てくれて一緒にカレーライスを食べました。

自分たちで育てた野菜を使い、調理したことでとびきりおいしく感じたようで「おかわり!」と笑顔でたくさん食べていました。

 

 

名古屋市科学館へプラネタリウム遠足に出かけました。

大きなドーム状の屋根に映し出される星のきれいさに驚いた様子で見上げたり、知っている名前の惑星が出てくるとうれしそうに話したりしていました。

科学館の展示物でも遊びました。

普段とは違う不思議なものに触れ、驚いたり繰り返しやってみたりと楽しそうに過ごしていました。

 

後日、幼稚園に帰ってきてからプラネタリウムごっこが始まりました。

「プラネタリウムの中、暗かったよね」「いろんな星とか、惑星も映っていたよ」とプラネタリウムの様子を思い出しながら、

段ボールや黒い画用紙を使って部屋を作ったり、光るペンやお花紙で星を作ったりしました。

部屋が出来上がると、お客さんを呼び懐中電灯で照らしながら「これが」と自分たちで作ったものを得意げに説明していました。

 

 

 

暑い日には水遊びをして過ごしました。

水に顔がつけられるようになった子たちが「何秒できるか数えてね!」と競い合ったり、

プレイスカラプチャーに水を流して大きな滑り台を滑ったりして全身を使って水に触れる気持ち良さを感じているようでした。

 

 

同じキャンパス内にある附属小学校のプールにも遊びに行きました。

幼稚園よりも広いプールで水を蹴ったり水の流れに身を任せて浮かんだりして、水に体を浮かばせたりもぐったりと思い切り体を水の中で動かす面白さを感じていました。

 

7月が近づいてくると、子どもたちは七夕の日を楽しみにしながら七夕飾りを作り始めました。

染め紙をして、星人形の着物を作りました。

障子紙を折り畳み、絵具で染めたものを広げると想像していない模様になったり色がきれいに重なり合ったりします。

その様子を見て、「きれい!」「色が同じだけど、模様が違う」と気付いたことを話したり友達と見合ったりしていました。

他にも五色紙、貝殻つなぎ、天の川、くす玉などいろいろな飾りをきれいに作ろうと丁寧に作ること、織姫さまや彦星さまに思いを馳せながら作ることを楽しんでいました。

出来上がった飾りは自分たちで笹に結び付けました。

七夕会当日も自分たちで飾り付けた大きな笹飾りを見ながら、由来やお供え物について話を聞いたり影絵の七夕の話を見たりしました。

七夕の日は夜空を見上げた子も多かったようで、翌日には「雲で天の川は見えなかった」「でもきっと会えてるよね」と天空にいるであろう織姫さまや彦星さまに思いを寄せて言葉に表す姿がありました。

 

夏休みには楽しいことがたくさん待っていると思います。

楽しいことをたくさん経験し、また一つ大きくなった子どもたちに9月に会えることを楽しみにしています。

 

 

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