- 2025.02.03
- 5歳児~1月の子どもたち~
新しい年を迎え、元気な子どもたちが幼稚園に戻ってきました。
冬休みの間にそれぞれの家庭で楽しく過ごしたようで、幼稚園でもすごろくや羽根つきなど正月遊びをしていました。
寒い季節になってきたので、フワフワと触り心地の良い毛糸を使ってポンポン作りや編み物が楽しめるような場を用意しました。
また、クラスの友達と一緒に凧を作り、同じ敷地内の附属小学校の校庭で凧揚げをしました。
「押さえておくから、切ってね」と大きな凧を作るために友達と力を合わせたり、
「次は○○くんの番ね」と順番に代わり合ったりしながら、広い校庭で風を感じ全力で走っていました。
1月上旬、朝から雪が降った日には雪遊びをしました。
手でぎゅっと雪を握りしめて雪玉を作ると友達と雪合戦をしたり、
「私たち体の部分作るから!」「目にはボタンをつけてあげたらいいんじゃない?」と友達と力を合わせて雪だるまを作ったりしていました。
ぐっと冷え込んだ寒い日でしたが、子どもたちは雪の冷たさを感じつつも目一杯体を動かして遊んでいました。
2月にある生活発表会に向けて、クラスみんなで取り組んできました。
大好きな絵本をもとにしながら、「こんな動物も出てきたらいいな」「このお話とこのお話を混ぜちゃおう」とたくさん相談し、
とっても面白いオリジナルストーリーの劇が出来上がりました。
それぞれのお話に合わせて、必要な物もひとつずつ考え、自分たちで作りました。
『なないろやまのひみつ』に出てくるフクロウのペープサート、『じごくのそうべえ』の針山、
『どうぶつのもりの100かいだてのいえ』にはペンギンが出てくるので氷、
『しらゆきひめ ころりん』にははたらく細胞の白血球が出てくるので衣装を作りました。
劇で使う効果音も子どもたちが一つずつ考えました。
アンサンブルキーボードにある色々な音の中から探したり、
マラカスやホイッスルなど楽器を鳴らしたりして、劇の場面にぴったりな音を見つけてました。
劇の中では、子どもたちが得意技を見せる場面もあります。
コマ回しやけん玉、一輪車、まりつきなど
「お客さんに大きな拍手をしてもらいたい」「大成功したい」という気持ちを込めて毎日一生懸命取り組んでいます。
楽器の演奏では、友達の音を聞き、気持ちを合わせて演奏しています。
クラスの友達と取り組む中で、互いの良さに気付いたり、認め合ったりして頑張っています。
子ども同士でタイミングを合わせるために声を掛けたり、励まし合ったりして、
自分に任せられた役割を精一杯果たそうとする姿が見られます。
自分たちの力で劇や楽器の演奏、歌を作り上げている実感や満足感をたくさん味わっているようです。